• 楠 聖伸

経済的Wellbeingについて

更新日:5月28日

現代社会では、最低限の生活の維持はもちろん、幸せに生きていくためにもお金は大切です。しかし、お金がたくさんあったとしても青天井に幸せにはなりません。


お金持ちになったら、豪邸があったらなど「○●があればきっと幸せになれる」という話を耳にしますが、実際にそうなったとしても、その思いが実現する可能性は低いです。人間は、お金など特定の価値を得ることが必ずしも幸福に直結しないにもかかわらず、それらを過大評価してしまう傾向があるからです。


お金は幸せに生きていくために必要ですが、それには限界があります。ノーベル経済学賞を受賞したカーネマン教授によると、年収と幸福度の関係について年収が高くなると幸福度は高くなりますが、800万円(円換算の目安)を超えると幸福度の上昇は緩やかになり、それ以上年収が高くなっても幸福度は高まらないとしています。


もちろんお金があれば、やりたいことができる、行きたい場所に行ける、ほしいものが手に入るなど、全てではありませんができることは増えます。そして、お金は、お金がないことで感じる不安を回避してくれます。

よって、お金とうまくつきあって、やりたいことができる環境と、お金の不安に襲われない環境を整えることが重要です。

さらに、Wellbeingの観点からお金を考えると、ものより思い出に使うこと、自分のためだけより他者のために使うことの方が、Wellbeingが高まるという研究があります。


結論として、お金との健全な関係を保つことが、Wellbeingの向上に有効といえます。


51回の閲覧0件のコメント

最新記事

すべて表示